4月の志田さん、西村さんのジョイントコンサートにゲスト出演されていたソプラノの三宅理恵さんがとても印象深かったので、彼女の独演コンサートに行ってきました。これが大変素晴らしい会でした。
歌曲の魅力にも気づいたとという事で、歌曲を中心にヴァラエティーに富んだ選曲での2部構成+アンコール1曲。スラッとしたスタイルから本当にパワフルな声が沸き上がってくるのが圧巻です。声域もナチュラルで聴きやすくて。私、普段はクラシック系を殆ど聴かない人なのですが、そんな私にでも巧さというか凄さが分かりました。
全曲、素晴らしかったのですが、中田喜直の「サルビア」、シュトラウスの歌曲からの3曲、シャミナードの「夏」は特に見事。星野富弘「今日もひとつ」は心に染みました。最後のミュージカル「キャンディード」の「着飾ってきらびやかに」は、感情のうねりが見事に表現されて可愛らしくエクセレント。ミュージカルを見事に切り取って演じられていました。第2部のドレスは、このタイトル「着飾ってきらびやか」そのものでした。
MCは苦手なのでといいつつ、楽しいおしゃべりも聞かせてくれた三宅さん。大満足&贅沢な時間を過ごさせていただきました。
伴奏の岡本知也さんも素晴らしかった。バランスを上手くとって、彼女の歌を引きだしていました。またこのユニットで聴きたいです。
アンコールは黒人霊歌。曲目は失念しましたが、主催のブログに出てました。「全世界は神様の御手に」。ブログの写真は第1部のドレスですね。