Archive for 2013年1月21日

千葉マリンマラソン

千葉市で10キロほど走ってきました。この日は快晴でした。実にランニング日和。

スタートはブロックに分けられ、6番目のブロックでスタートを待ちます。すると「おそらくスタートしたと思われます」と近くにいた係員がアナウンス。ややあって、ようやく歩き始めます。スタート地点はずっと先の方です。

歩いたり止まったりとしながら約3分、ようやくスタート地点が見えてきました。

なんとか小走りが出来る程度に前が開き始めました。すると、すぐ前方に人だかりが。

「みなさん、がんばって〜」と声をかけているのは高橋尚子さん(^^)

コースは海沿いだけに平坦で走りやすく飛ばしたくなるところですが、混み合っているので、前の人のペースに合わせて接触に気を付けながらのランニングが続きました。もう少しコース巾を取るか、追い越し車線的なものを作るとかがあれば良かったかも。

マリンスタジアムの中がゴール地点。

マリンスタジアムの人工芝の感触は良いですね。スタジアムの客席が解放されていて多くの方が観戦していたのと、ゴール付近がバックスクリーンに映し出されていて最後まで気分良く走れました 🙂

北井一夫 いつか見た風景

地下鉄「日比谷線」の車内広告に惹かれ、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館で開催中の、写真家北井一夫氏の個展 「いつか見た風景」を見てきました。

普段は意識して写真を見ることもないので、どういった方なのか全く予備知識ももたずの状態で拝見しました。初期の作品「バリケード」や「三里塚」では、当事者の視点が色濃く出ていました。闘う者の怒りや悲しみ、刹那的なものですね。

それが、失われていく日本の農村の原風景を捉えた作品「村へ」以降、穏やかな訪問者の視点が加わって、その後、大阪ミナミの「新世界物語」「いつか見た風景」「フナバシストーリー」などでは、当事者に向けられた優しげな眼差しになって、音までも聞こえてきそうな生活感溢れる写真を撮っています。

展覧会の最後にある「道」というシリーズの1枚

ここは福島県相馬市だそうです。あの大震災後に撮られた作品です。「村へ」や「いつか見た風景」で訪れた場所は、荒涼とした風景になりはてていました。ただ、東山魁夷の代表作と似た構図のせいか、私はこの道の続く先に希望も感じます。その絵画と違って、希望への道はちょっと遠く感じますが。

気になる方は是非。見終えた後、ガーデンプレイス地下1階、ヱビスビールのオイスターバーに立ち寄るなんていうのも良いのでは(^^)

森と湖の国 フィンランド・デザイン

六本木、東京ミッドタウンのサントリー美術館にて開催中の「森と湖の国 フィンランド・デザイン」に行ってきました。展示の中心はほぼ現代のガラス作品群です。

会場入口では、まるでオーロラのような幻想的な映像作品が迎えてくれましたが・・・。

展示の中心はこのような日常的なガラスのもの。展覧会のサブタイトル「時代を超える生活の美」とはまさにこの事です。展示物の説明に「イッタラ」と入っているものも多く、ミッドタウン周辺の雑貨屋さんに置いてありそうなものも並んでいました。デザイン自体は50年以上前なのですが、未だに製造販売されている息の長い製品も多いようです。日本で言えば、「柳宗理さん」と言ったところでしょう。

一方、デザインを追求した作品展示もありました。

ガラスの透明性を活かして影までも幾何学模様になっている作品もあって楽しめました。無機質なガラスに温もりを感じさせるのはデザイン力と言えるでしょう。ただ、入場料はちょっと高めに感じてしまいました。場所代が入っているのかもしれませんね(^^;

 

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

今年こそ良い方向に向かって欲しいですね。

年越しを迎えた神田明神さん。寒い中、参拝の列は、秋葉原方面へ坂を下って続いていました。