奇跡のクラーク・コレクション

東京駅前に開業したKITTE。吹き抜けが広々として良い感じです。

そのうちにゆっくり探検するとして・・・。今日は、通り抜けていきます。

向かった先は、三菱一号館

奇跡のクラーク・コレクション展が開かれています。結構目にする機会の多い印象派の展覧会なのですが、73点中59点が日本初お目見えの作品なのです。しかも木・金の18時からはなんと1000円で見られちゃうのです。(アフター6割引)

クラーク・コレクションは、シンガーミシンの創業者の孫であるクラーク夫妻が印象派を中心に収集したもの。シンガーミシンと言えば、朝ドラ「カーネーション」で、主人公糸子が父親に買って貰ったものですね。(NHKなので、スティンガーミシンになっていましたが :))

さて、肝心の作品ですが、これがなかなかです!

まずはルノアール22点の中から、「劇場の桟敷席」

写真では判別できませんが、右上の黒くなった部分には、男性が描かれていた痕が見て取れます。二人の女性の黒と白のドレス。特に黒いドレスの質感が凄すぎます。

「鳥と少女」は鮮やかな1枚です。アルジェリアの民族衣装をまとって、手に止まらせた鳥は、ハヤブサなのだそうです。

ルノアールの作品は他にも鮮やかな女性数点と、リンゴの静物画も印象的でした。

クロード・モネの「エトルタの断崖」

ミステリーファンならこの風景にピンと来たかもしれません。アルセーヌ・ルパンの奇岩城のモデルとなった場所ですね。絵画は、朝日を浴びた瞬間を捉えています。光と影が強く印象に残った作品です。

エドゥアール・マネの「花瓶のモスローズ」

花瓶が傾いていてしかも、左右対称ではありません。セザンヌのリンゴほどではないですが、動きを感じる作品です。これは病床にあったマネ最晩年の作品だそうです。器の中の水の透明感はため息がでるほど素晴らしい。絵画からは、とても患っている人が描いたとは思えないほど力強さを感じました。音声ガイドでは黒柳徹子さんがモチーフにちなんで、バラについて語っていました。

まだまだ素晴らしい作品がありました。コローの田園、ブーダンの海、モネのチューリップ畑も良かった。ドガの踊り子、ステヴァンスの女性等々、点数の割にかなり見応えがありました。なぜか空いていたので作品をじっくりと鑑賞できて贅沢な時間を過ごせました。印象派が嫌いで無ければ、是非見に行って下さい。

 

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