国立新美術館にて、「印象派を超えて―点描の画家たち」が開催されています。
点描は印象派の描いた光をより明るく描くためにとられた手法で、展覧会場にもその手法についての説明がありましたが、難しいことはさておきます。
まずは点描前の印象派です。モネとシスレーを取り上げていました。シスレーの風景が私は大好きです。明るい緑と青空や水辺に光溢れる作品。心が洗われるようです。今回も素敵な作品が来ていました。
この印象派の光をより強く描こうとしたのが、スーラとシニャックです。何点かの絵画とともに、デッサンの展示がありました。特徴がよく分かると思います。
こちらはスーラによるコンテの作品。カタログより。
そして、シニャックのチョークを用いた作品です。
一般的なデッサンとは違って、線がほとんど目につきません。そんなスーラの絵画です。印象派とは雰囲気が違いますね。色は点で表現されているのですが、特に手前の手すりは色々な色が使われているのにも係わらず、全体としてみると茶系に見えています。
でも今回の展覧会で強く印象に残ったのは、ゴッホです。「レストランの内部」という作品は、こういっては何ですが、上手い訳ではないのです。ですが、言いようのない凄さがにじみ出てくるのです。
この他に数点ゴッホがありましたが、デッサンもやっぱりゴッホなところが、なかなか面白かったです。
モンドリアンにも驚かされました。
こんな風景画を描いていた方が、
砂丘をこんな感じに描き、そして、ついに農場の風景がこんな風になりました。
しまいには、ここまで行きました。
いやはや、奥が深いですね。でも、会場で作品を見ていると、何となくですが、ここに行き着く流れの一端を感じられました。なかなかユニークで面白い展覧会でした。








