ゼロ・グラビティ

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映画は観るものを色々な世界に連れて行ってくれます。この映画の行き先は、私たちの真上、600キロ上空の「ゼロ・グラビティ」、無重力空間です。

ふわりと浮かびながらインタビューに応える日本人宇宙飛行士の映像を見かける事が珍しくなくなり、また一般人向けの宇宙旅行計画もあると聞くと、もう気軽に行けそうな場所に思えるのだけれど・・・。

非日常の空間過ぎです。息、詰まります。

目の前に広がる地表の球面と覆う雲の微妙な凹凸、そして漆黒の宇宙空間。映画館という暗闇の中で3Dのスクリーンで観るから、疑似体験が出来るのでしょう。この映像は家庭のテレビでは再現しきれないのではと思えるスケールです。

ストーリーはシンプル。登場人物も2人だけと言っていい。90分という短い作品ですが、濃いめのコーヒーのように、ギュッと詰まってコク切れとも図抜けています。

楽しむ映画というより、新しい映像体験でした。第86回アカデミー賞で監督賞の他、作曲賞、視覚効果賞、編集賞、録音賞、音響編集賞、撮影賞を受賞した事が物語っているでしょう。

★★★★★

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