明治時代に英国人建築家コンドルが設計。それに基づいて数年前に復元された東京・丸の内の三菱一号館美術館。イギリスに縁あるこの建物で、相応しい展覧会が開催中です。ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900 この三菱一号館が明治に建てられたまさにその時代のイギリス絵画、素描、家具、工芸、宝飾品などが展示されています。
チケットの絵画は、アルバート・ムーアの「真夏」。左右から扇子で風を送られながら、気持ちよさげにまどろんでいる美女の図ですね。この作品は会場の最後の方で出会えます。素晴らしい絵画でした。
ここには日本の扇子が描かれていますが、他にも日本に感化されたものが工芸品を中心に幾つか出展されていました。イスや戸棚など、洋風なのに部分的に和風が入って面白かった。
「ザ・ビューティフル」と「美」を前面に出した展覧会ですが、「あぁ、キレイだな」というより「あぁ、いいな」という印象でしたね。絵画だけで無く、質の高い工芸品等の展示もあって、その時代の空気感も感じられました。その頃の建物で展示されているからこそだと思います。お時間があってイギリス文化に興味があれば、是非!
