渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の巨匠たちの英国水彩画展。良い作品が多い展覧会でした。
今回の展覧会は、マンチェスターにあるウィットワース美術館のコレクションだそうです。イギリスの地方の一美術館のコレクション展ですが、ウイリアム・ターナーの初期から晩年までの作品が揃っているそうで、今回の展覧会にもそのうちの30点が来ています。
ターナー10代、200年前の作品です。写実的な作品ですが、空と雲の表現に、将来の片鱗を感じます。
湖に映る月明かりを描いたターナー60歳代の作品。思わずため息がでます。
習作です。構図や色彩の調和を試してみたのでしょうか。陰影や色の置き方など、風景を描くときの参考になりそうな作品です。
ターナー以外の作品も見応え十分です。会場は空いていたので、一点、一点、ジックリと見られました。
紹介した作品は、カタログの画像を撮影したのですが、巻末には、幾つかの絵画とその現在の写真が掲載されています。
100年以上も前に描いた風景が、今も残っているというところに、イギリスの伝統を感じます。
展覧会の構成も見やすくて充実していました。超目玉は無いものの、満足できる展覧会です。水彩画を堪能できました。




