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ヴァロットン展 ―冷たい炎の画家

東京・丸の内の三菱一号館美術館にて、「ヴァロットン展 ―冷たい炎の画家」が開かれています。冷たい炎という言葉に引かれて見に行ってみました。

2014年07月01日10時59分57秒

 

ヴァロットン。初めて耳にしましたが、今回が日本初の回顧展だそうです。ヴァロットンはスイス・ローザンヌに生まれ、16歳でフランスに移住しパリで活動した「ナビ派」の画家だそうです。ナビ派?カーナビとは違うよな?という事は脇に。まずは、20歳の自画像です。

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結構イケメンですね。ちょっと影のある優等生的 🙂

でもかなり上手に描かれています。

こちらは、5人の画家という作品。ナビ派の画家たちの後ろにちょっとはずれて立っているのが、30代後半のヴァロットンです。この絵の位置関係。スイス人でしかも絵が上手だった事が、ヴァロットンをちょっと外された立場に置かされてしまったのかもしれません。それでも毅然と胸を張っているところなぞ、いいですね。

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食えない画家だったヴァロットンは、大画商のバツイチ子持ち娘と結婚します。いわゆる逆玉ですね。生活は安定しましたが・・・。「夕食、ランプの光」という作品は、新婚家庭の食卓を描いています。右が妻、正面と左側がその連れ子です。手前の黒く塗りつぶされた人物こそ、ヴァロットン本人です。もう、何か彼の立場が・・・。

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そんな立ち位置だったヴァロットンならではと思えるのがこの「ボール」です。

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ボールを追う少女と、遠くで見守る2人の女性。どうもバランスがおかしく見えませんか?実は、視線の角度が違います。少女は上から見下ろし、遠くの女性はほぼ水平方向です。もしその2点の間にあるものを描いてしまうと、空間の歪みが分かってしまうので、樹木を描いたのでしょう。不思議な気持ちにさせる作品です。

この他、ユーモラスな作品もあって、たっぷり2時間かかりました。「冷たい炎」とは、「冷静な視線と隠された狂気」という意味合いなのかな。とても充実した展覧会でした。

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デュフィ展

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渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで、デュフィ展が開催されています。一昔以上前にブリジストン美術館で見たオーケストラという作品がとても印象的で、彼の自由な線と色彩の虜になりました。今回の展覧会では、絵画のみならず、様々なジャンルの作品が展示されています。

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これはデュフィがデザインした布地です。デュフィは、絵画から一時離れ、テキスタイルのデザイン、花瓶や箱庭等の陶芸も手がけるなど、マルチなクリエイターであったようです。商業的なデザインを経験したことが、後のシンプルで、カラフルな絵画に繋がって行ったのでしょう。

窓からの構図というと大抵一つの窓からの景色ですが、この作品の窓の使い方はかっこいいですね 🙂

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音楽をテーマにした作品も多いデュフィ。こちらは「クロード・ドビュッシーへのオマージュ」というタイトル。色彩が水彩風ですが、油彩の作品です。デザインをされてた感覚なのかもしれません。

2014年06月25日16時18分41秒

 

気軽に楽しめる展覧会でした。

平成26年 湯島天満宮大祭

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軒提灯を出しました。湯島天神さんのお祭りです 🙂
5月24日(土)が神幸祭、翌25日(日)が例大祭で本社神輿渡御があります。巡行図も湯島天神公式サイトにございますので、それを参考にどうぞお出かけ下さいませ。

ま・さ・か・っ

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夕暮れ近い、静まりかえったスタジアム。トラックには青いイスが整然と並んでいます。右手奥にはステージでしょうか。観客席へと上がる通路にはTV局等からの花が並んでいました。
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そして、観客席を支える柱に急遽貼られた紙一枚。内容は報道されたとおりです。ちょっと力抜けしましたけど、しょうがないですね。早めの回復を願いましょう。
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ちなみに、スタジアムの外はこんな状態でした。
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ムーミン展

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小学生が読むにしては結構なページ数だったムーミンシリーズ。でもあの挿絵が楽しみで、ページを括って夢中になって読んでいました。今年は作者トーベ・ヤンソンさんの生誕100年なのだそうです。

松屋銀座にて開催中のムーミン展を見てきました。シュルツさんのスヌーピーもそうでしたけど、ヤンソンさんの原画は特にペン画が繊細で美しいです。

会場の最後には、ムーミン谷を再現したジオラマがあり、私も含め、皆さん、撮影を楽しんでいました。また、会場外のグッズ売り場も大盛況でした。当日券はちょっとしますので、近くのチケットショップ等を利用されると良いでしょう(^^)
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ザ・ビューティフル

明治時代に英国人建築家コンドルが設計。それに基づいて数年前に復元された東京・丸の内の三菱一号館美術館。イギリスに縁あるこの建物で、相応しい展覧会が開催中です。ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900 この三菱一号館が明治に建てられたまさにその時代のイギリス絵画、素描、家具、工芸、宝飾品などが展示されています。

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チケットの絵画は、アルバート・ムーアの「真夏」。左右から扇子で風を送られながら、気持ちよさげにまどろんでいる美女の図ですね。この作品は会場の最後の方で出会えます。素晴らしい絵画でした。

ここには日本の扇子が描かれていますが、他にも日本に感化されたものが工芸品を中心に幾つか出展されていました。イスや戸棚など、洋風なのに部分的に和風が入って面白かった。

「ザ・ビューティフル」と「美」を前面に出した展覧会ですが、「あぁ、キレイだな」というより「あぁ、いいな」という印象でしたね。絵画だけで無く、質の高い工芸品等の展示もあって、その時代の空気感も感じられました。その頃の建物で展示されているからこそだと思います。お時間があってイギリス文化に興味があれば、是非!

第25回ちよだ文化連盟展

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5月12日から18日(日)まで、九段下の九段生涯学習館2階九段ギャラリーにて「ちよだ文化連盟展」が開催されます。主に千代田区内で活動する文化系サークルの合同展です。私も水彩サークル「すけっちぶっく18」を通じて展覧会に出品します。どうぞお運び下さいませ。