お陰様で、終了しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。
9月21日から28日まで、すけっちぶっく18のグループ展が地下鉄「九段下」駅前の九段生涯学習館2階の九段ギャラリーにて開催されます。初日は午後1時から、最終日は午後4時までです。お時間がございましたら、どうぞお越し下さいませ。
グッとせり出しているユニークな建物、ホキ美術館です。外観だけでなく中身もユニーク。展示されているのは写実絵画ばかりという、私の大好きな美術館の一つです。今は「人思い、人想う」という写実絵画の人物にスポットを当てた企画展が開催中です。この作品が迎えてくれます。
生島浩さんの「5:55」(5時55分)です。タイトルの意味深な時間はモデル終了5分前というそわそわ感だそうで、その微妙な表情がよく出ているなぁと、いつも感心してしまいます。
初めてここを訪れた時、エントランスホールのイスに腰掛けていらっしゃったのが、まさにこの方でした。穏やかなたたずまいながら、でもしなやかなダークスーツからオーラが漂っていましたっけ。島村信之さんの「保木館長」。

藤原秀一さんの「待ちぶせ」は、写真を超えています。描いたというのが信じられないくらいの質感です。たも網やピーチサンダルは絵から外して使えそうなくらいでした。兄弟の真剣な表情も微笑ましい美しい作品です。
毎回思いますけど、ここの作品は新鮮な驚きがあります。気軽に行ける場所ではありませんが、行ってみる価値のある美術館だと思います。
東京・丸の内の三菱一号館美術館にて、「ヴァロットン展 ―冷たい炎の画家」が開かれています。冷たい炎という言葉に引かれて見に行ってみました。
ヴァロットン。初めて耳にしましたが、今回が日本初の回顧展だそうです。ヴァロットンはスイス・ローザンヌに生まれ、16歳でフランスに移住しパリで活動した「ナビ派」の画家だそうです。ナビ派?カーナビとは違うよな?という事は脇に。まずは、20歳の自画像です。
結構イケメンですね。ちょっと影のある優等生的 🙂
でもかなり上手に描かれています。
こちらは、5人の画家という作品。ナビ派の画家たちの後ろにちょっとはずれて立っているのが、30代後半のヴァロットンです。この絵の位置関係。スイス人でしかも絵が上手だった事が、ヴァロットンをちょっと外された立場に置かされてしまったのかもしれません。それでも毅然と胸を張っているところなぞ、いいですね。
食えない画家だったヴァロットンは、大画商のバツイチ子持ち娘と結婚します。いわゆる逆玉ですね。生活は安定しましたが・・・。「夕食、ランプの光」という作品は、新婚家庭の食卓を描いています。右が妻、正面と左側がその連れ子です。手前の黒く塗りつぶされた人物こそ、ヴァロットン本人です。もう、何か彼の立場が・・・。
そんな立ち位置だったヴァロットンならではと思えるのがこの「ボール」です。
ボールを追う少女と、遠くで見守る2人の女性。どうもバランスがおかしく見えませんか?実は、視線の角度が違います。少女は上から見下ろし、遠くの女性はほぼ水平方向です。もしその2点の間にあるものを描いてしまうと、空間の歪みが分かってしまうので、樹木を描いたのでしょう。不思議な気持ちにさせる作品です。
この他、ユーモラスな作品もあって、たっぷり2時間かかりました。「冷たい炎」とは、「冷静な視線と隠された狂気」という意味合いなのかな。とても充実した展覧会でした。
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで、デュフィ展が開催されています。一昔以上前にブリジストン美術館で見たオーケストラという作品がとても印象的で、彼の自由な線と色彩の虜になりました。今回の展覧会では、絵画のみならず、様々なジャンルの作品が展示されています。
これはデュフィがデザインした布地です。デュフィは、絵画から一時離れ、テキスタイルのデザイン、花瓶や箱庭等の陶芸も手がけるなど、マルチなクリエイターであったようです。商業的なデザインを経験したことが、後のシンプルで、カラフルな絵画に繋がって行ったのでしょう。
窓からの構図というと大抵一つの窓からの景色ですが、この作品の窓の使い方はかっこいいですね 🙂
音楽をテーマにした作品も多いデュフィ。こちらは「クロード・ドビュッシーへのオマージュ」というタイトル。色彩が水彩風ですが、油彩の作品です。デザインをされてた感覚なのかもしれません。
気軽に楽しめる展覧会でした。
舞台はレトロですが、新鮮でお洒落な映像です。ところどころブラックな表現がありますが、全編に遊び心溢れる、これぞエンターテインメントといった感じの作品です。映画「グランド・ブダペスト・ホテル」時は現在。東欧のどこか、古ぼけた街中に残された墓地。どことなくモノクロな場所に、一冊の本を携えた華やかな女性が颯爽とやって来るシーンから映画が始まります。鮮やかな対比です。
その手にある本のタイトルは「グランド・ブダペスト・ホテル」。銅像が造られるほどの大作家が、かつて滞在した寂れたホテルで聞いた話をまとめたストーリーでした。戦前には栄華を誇ったこの温泉リゾートホテルには多くのセレブがやってきていました。伝説のコンシュルジュ”グスタヴ・H”と天涯孤独で新人のベルボーイ”ゼロ”は、ホテルの上顧客だったマダムの葬儀に向かったが、相続のゴタゴタに巻き込まれ、殺人の濡れ衣を着せられたり、暗殺者に狙われたりしていくのですが・・・。
というストーリー、雪山を逃げる暗殺者を追いかけたり、ホテル内での派手な撃ち合いもあるのですが、サスペンス映画ではありません。登場人物はそれぞれキャラクターが立っていて、それぞれの演技もいいです。驚いたのは、伝説のコンシュルジュ役のこの方が、
その名を口に出来ない、あのお方でした。「ハリー・ポッター・・・」
また、エンドロールも最後まで見せる工夫など、とにかく、楽しくて濃ゆい映画でした。
★★★★★
軒提灯を出しました。湯島天神さんのお祭りです 🙂
5月24日(土)が神幸祭、翌25日(日)が例大祭で本社神輿渡御があります。巡行図も湯島天神公式サイトにございますので、それを参考にどうぞお出かけ下さいませ。